こんばんは、松崎です。
4Lモンキーのレストアが完了したものの、
二次エアの吸い込みでアイドリングが安定しない問題で試行錯誤をしております。
過去記事↓
今回ようやく二次エアの吸い込み場所を特定できました。
二次エアの吸い込み場所はまさかの場所でした
シリンダーヘッドとの接続部でした。
腰上をばらしてようやく原因が判明し、アイドリング問題が解決できましたのでその内容を報告したいと思います。
エンジン腰上の解体
今回はエンジンを積んだままバラしていきたいと思います。
シリンダーヘッドが前フェンダーやタイヤにあたるので、取り外します。
シリンダーヘッドが外れました。この時点で問題点に気が付きました。
これが二次エア吸い込みの原因です。
私のモンキーエンジンは純正のままなので50CCなんですが、使用しているガスケットがボアアップ用の大きいサイズでした。
素人なりに本を見ながら自分でオーバーホールしたのですが、こんな単純な間違いに気が付きませんでした。
過去記事↓
ということで、原因は分かったので50CC用のガスケットを取り直しました。
広告
シリンダーのリング修理
虎の巻をよく読んでいたら、リングの向きが決まっているのを初めて知りました。
外したシリンダーを見てみると、下の2本が同じ向きになっています。
これを調整しようと思い引張っていたら…。
腰上解体の途中で、シリンダーのリングを折ってしまいました。
50CCのシリンダーが中古で安く売っていたので購入しました。
高さが全然違うのですが、直径は同じなので外して転用してみます。
今度は折らないように慎重に外しました。
キツ目ですがなんとか入りました。
修理完了です。余計な手間とお金がかかってしまいた。今後は要注意です。
広告
腰上の再組立
腰上を組み立てていきます。
赤印のノックピンとパッキンを忘れずに。
問題の有ったシリンダーガスケットもピッタリサイズになりました。
ここでも赤印のノックピンとパッキンを忘れずに入れます。
シリンダーヘッドを適正トルクで締め付けます。
マークのズレも忘れずに確認します。
フライホイールのマークもピッタリです。
最後にカムチェーンテンショナーのアジャストボルトを締めて完成です。
エンジンを掛けてみたところ、アイドリングはしっかりと安定してくれました!!
原因がわからず随分と遠回りをしましたが、まさかガスケットサイズが違うとは思いませんでした。これでようやく公道に出られます。
(といっても怖いので近所のコンビニ行くのが限界なんですが)
少しでも遠くに行けるように、整備を続けていきたいと思います。
それでは、また。
この記事の動画を作ってみました
参加しています。
宜しければクリックお願いします。