こんばんは、松崎です。
レストアも終了し、順調に街乗りとして使えるようになった4Lモンキー
問題はやっぱり遅いという事です。
遅いといっても最高速度は30km/hちゃんと出るのですが、走っていて怖いのはとにかく加速が遅い事。
信号待ちからの走り出しでも、まわりの車の流れに乗れないのでどうしても邪魔者扱いされてしまいます。私も自分が車を運転していたら邪魔に感じると思います。
という事で対策ですが、ボアアップ(排気量をあげる)は考えていないので、50ccのまま出来る事を考えるとまず思いついたのはキャブレターをサイズアップする事。
現状はモンキー純正のキャブレターですが、こいつの給気量を増やしてあげれば単純にトルクが上がるらしいので、試してみる事にしました。
購入したのはこちら
「DENI18φ PZ22」というキャブレターです。
調べていると定番なのは「ケイヒン PC20」がよく出てくるのですが、ボアアップしていない50ccではちょっと大きすぎると感じたので、少し手前のこの「18φ」を選びました。
さっそく開封。
新品は良いですね。ずっと中古パーツを買いあさってレストアしてきたので、新しいパーツはドキドキします
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それでは交換しながら、純正キャブレターとサイズ比較していきたいと思います。
まずは給気側
純正は「24㎜」
DENI18は「28㎜」
続いてマニホールド側
純正は「14㎜」からの
DENI18は「23㎜」になります。
ちなみにエンジン側の口は
「18㎜」ありました。
ん?ノーマルよりもデカイ?
そうです。この時初めて知りましたが、私が使っていたこの6Vエンジンはポート加工されていた様です。調べたところノーマルモンキーの給気ポートは「13.7㎜」らしいので
前のオーナーが削って大きくしていたみたいですね。
純正キャブレターでどうにも調子が悪かった原因はここにもあったのかもしれません。
まあ結果的にですが、ビッグキャブの効果がより体感できるかもしれませんのでむしろラッキー(?)と捉えましょう。
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それでは取り付けていきます。
まず心配だったのは皆さんのブログ等で良く見るこちら
燃料コックに干渉する問題です。
考えていても始まらないので、とりあえずタンク外して取り付けてみます
ちなみにマニホールドは中古で入手しました。角度変えて別の孔が空いている少し変わったやつです。キタコです。
取り付けてみました。
これ凄いですよ、スロットルケーブとフレームがゼロタッチで納まりました。
偶然ですが、ギリギリ納まりました。
そして問題のタンクを戻してみると、
なんと、こっちもギリギリですが干渉せずに納まりました!
ただの偶然ですが、まったく細工や苦労をせずに作業完了してしまいました。
切ったり張ったりする覚悟もあったのですが、まさかのポン付けです。
で、試しに走ってみた感想ですが
明らかにパワーアップしました!
給気を増やすだけでこんなに!?と思うくらい変わりました。
おそらくポート加工されていたのも大きいんだと思いますが、走り出しの加速ではもたつかないです。以前は苦労してた坂道もバンバン登れるようになったので、これならスプロケット交換も可能かもしれないので、今度挑戦してみようと思います。
今回は4LモンキーにDENI18φ(PZ22)を取り付けてみましたが、結果は大成功でした。
それでは、また。
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