こんばんは、松崎です。
4Lモンキーレストアの続きです。
とうとうエンジンに手を出すことにしました。
まずは中古購入したエンジンのですが
エンジン番号は「Z50JE-1413***」となっております。
モンキーのエンジンは「Z50J~」からはじまるのが共通だそうです。
ちなみにシャリーやカブのエンジンも作りはほぼ同じで、モンキーフレームに乗せられるらしいです。
この番号から年式を調べてみましたが、1981~84年式。
6Vで馬力は2.6ps。クランクはLクランクだそうです。
4Lモンキーの型式は「Z50J-10~11」から始まるエンジンなのですが、なかなか良い中古品が売っていないのと値段も高いので、中古販売も多く値段も手ごろな6Vモンキーエンジンを購入しました。
モンキーエンジンは年式によって仕様も変わっていくのですが、欲しかったのは「自動遠心クラッチ」のエンジンだったのでそこはちゃんとこだわりました。
いわゆる左手で握るクラッチレバーが無いエンジンですね。
自動遠心クラッチというとカブのエンジンのイメージでしたが、昔のモンキーも自動遠心クラッチだったと知って、せっかく4Lモンキーのレストアなのでそこは譲れないなと。
というわけでエンジンを見ていきます。
まずはキャブ。かなり汚れています。
これは先日オーバーホールしたので綺麗になりました。
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まずはエンジン解体用に作業台を作り乗せてみました。
最初知らなかったので、間違えて普通のクラッチエンジンを購入しそうになりました。危なかったです。
上から見た所、そんなに汚れていないですかね。
それにしても小さなエンジンです。
「腰上」といわれるシリンダーヘッド部分です。サビや汚れはそれなりです。
早速ネジがなめていますね。こういうネジを外すにはショックドライバーが必須だそうです。
なめたネジの下はネジ自体がついてなかったです。
まずはスパークプラグを外してみます。
このためだけにプラグレンチという深さのあるソケットを購入しました。
なるほど合わせてみると、たしかにこれじゃないと取れないですね。
モンキーのプラグレンチは16㎜と小さいので購入の際は間違えないように注意です。
簡単に取れました。大分古いようなので新しいのに交換しようと思います。
続いてジェネレーター側です。
この中にコイルが入っていてエンジンがかかると回転しながら発電するらしいです。
エンジンの回転を後輪のスプロケットに伝達する部分。結構汚れていますね。
この手の汚れは一度バラバラにして、灯油でゴシゴシ洗うと綺麗になるそうです。
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続いて反対のクラッチカバー側
キックペダルをはずします。
固着していたのでプラハンマーで叩いて取りました。
軸の部分はオイルシールが傷んでおり少し漏れいるようです。交換必須ですね。
キックペダルは錆びてはいますが磨けば使えますね。
最後にエンジンオイルを抜いておきます。
このボルトを外します。17㎜のメガネレンチで回します。
カナタライで受けましたが、真っ黒です。すごい汚いですね。エンジンの中も同様に汚れている事でしょう。分解清掃のやり甲斐があります。
よく見ると金属粉のようなものもたくさん混ざっています。
内部はだいぶ傷んでいるのかもしれませんね。
次回から、いよいよエンジンをばらしていきたいと思います。
それでは、また。
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