こんばんは、松崎です。
4Lモンキーレストアの続きです。
分解清掃中の6Vエンジンを再度組み立てていきます。
前回まで綺麗に掃除したケースにパーツを戻していきます。
まずはクランクケースにクランクシャフトを取り付けます
ベアリング部にはエンジンオイルを差しながら戻していきます。
ギアミッションもオイルを差しながら組み立てていきます。
少し入りづらくても力は入れず、上下左右に動かしているとストンとはまります。
新しいガスケットを挟んで、右のクランクケースをはめ込みます。
綺麗にはまりました。
ピストン部分のガスケットはこんな感じで邪魔になりますが、腰下が組みあがるまでこの状態で残しておき後で切り取ります。
続いてオイルポンプです
オイルを差しながら元通りに組んでいきます
ガスケットも新しく交換です。
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シフトドラムにストッパーピンを固定します。
ギアシフトスピンドルとストッパーを取り付ける。
ストッパーをストッパープレートに合わせて固定します。
ここでトルクレンチを使います。
エンジン内部に使うトルクレンチは小さいネジが多いので、1kg=9.8N・m前後のものを購入しました。
自転車用のトルクレンチがちょうど良いそうです。
手元の赤いバーでトルクを決めて締めていきます。
キックスピンドルにスプリングとリテーナーを取付け、スプリングを引掛けます。
クランクシャフトにカラーを取り付けます
クラッチセンターガイドを付け
プライマリードライブギア取り付けます。このあたりもたっぷりとオイルを差します。
メインシャフトにプライマリードリブンギアを取り付けます。
スナップリングもきちんと固定します。
先日清掃したクラッチを戻していきます。
ロックワッシャーを取り付けます
このワッシャーには表裏があるようです。良く見ると「OUT SIDE」と書いてあります。
ロックナットを手締めで戻し
解体時と同様にロックナット+パイプレンチで締め込みます。
ここにも新しいガスケットをセットします
カバーを取付け完了です。
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続いて反対側に移ります
スプロケットガイドとカムチェーンを取り付け、カムチェーンテンショナーアームを固定します。
プッシュロッドにカムチェーンテンショナースプリングを入れたらアジャスティングボルトBを付けて
マイナスドライバーで締め込みます。
ステーターをクランクケースに取付け、フライホイールを被せて完了です。
また、反対側に戻ります。
スプリングとクラッチスルーを差し込みます
カムプレートサイドスプリンングを配置します
最後にカバー側
クラッチリフタープレートをカバーに差します。
Oリングを取付け
ワッシャー、ナットで固定します。
被せる前の状態です。すべてきちんと動くか動作確認をしておきます。
ガスケットを取り付けてカバーをして完成です。
腰下解体清掃の翌日、忘れないよに一気に戻していきました。
それでは、また。
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